0歳の赤ちゃんに読ませたい英語の絵本特集

初めての英語は何歳から?

0歳の赤ちゃんが認識できること

まず産まれたばかりの赤ちゃんの視力は0.01〜0.02程度しかなく、30cm先にピントが固定されています。

そのため、視界はぼやけほとんど認識できません。生後2ヶ月までは、髪型が変わるとお母さんと認識できなくなることもあるほどです。きちんと顔でお母さんと認識できるようになるのは、生後4ヶ月以降ともいわれています。

また、ある縞模様の認識実験では、成長によって以下の細さを認識できるようになっていくそうです。

  • 生後0ヶ月 2.5mm
  • 生後2ヶ月 1.25mm
  • 生後4ヶ月 0.725mm

0ヶ月の赤ちゃんは、2.5mm以下の線は何も見えていないとすると、見える位置(目の前30cm先)に絵本を置いて読み聞かせをしても、ほとんどの絵は分からないということになります。

初めての英語の絵本は何歳からがいいか?

0歳の赤ちゃんから英語の絵本を読み聞かせたいと思う方も多いでしょう。

しかし産まれたばかりの赤ちゃんは視力が悪く、ぼんやりとしか見えていません。絵本の絵どころか、お母さんを顔で判断できていないため、読み聞かせても意味がありません。

そのため、赤ちゃんにとってある程度の形や模様を認識できるようになる、生後6ヶ月から英語の絵本を読み聞かせするのが良いでしょう。

ちなみに、日本語で使う周波数は「150〜2,000ヘルツ」といわれていて、英語は「2,000〜12,000ヘルツ」といわれています。

この周波数に慣れてしまうと、その他の音が聞き取りにくくなるのです。ただし、0歳〜2歳というのはどんな音でも聞き取れる耳を持つ時期です。「三つ子の魂百まで」ということわざがあるように、この時期は英語の耳に慣れさせる最高のタイミングでもあります。

子どもに英語の絵本を読み聞かせたいと思う方は、ぜひ0歳〜2歳までに初めての英語絵本を買うことをおすすめします。

0歳の赤ちゃんにオススメの英語絵本

それでは、0歳の子どもにおすすめの英語の絵本を紹介します。内容や感想、英語のポイントなど、どんな本かを詳しく知りたい方は、それぞれの詳細ページがありますので、そちらも参考にしてみてください。

おすすめ1

Baby Touch: Colours(いろ (赤ちゃんの脳を育てるBABY TOUCH))

赤ちゃんの脳を育てる絵本シリーズの「Baby Touch」です。シリーズでいくつか出ているのですが、特におすすめなのが「Colours」です。


Baby Touch: Colours

視覚・聴覚・認識力・触覚・情緒など様々なアプローチで0歳の赤ちゃんの好奇心を刺激します。といのも、仕掛け絵本になっており、ページを開くと飛び出したり、触った感覚を楽しむことができたり、音が鳴ったり、香りがしたりと五感を楽しませてくれます。

イギリスで発売された「Baby Touch|Colours」は、五感を育てながら英語に触れることのできる、0歳の赤ちゃんが触ることができる絵本といえます。

「Baby Touch|Colours」の詳細を見る

おすすめ2

Hug(ぎゅっ)

子ザルのジョジョくんがとても可愛い絵本の「HUG」です。HUGという英語に触れると共に、イラストを眺めているだけで、母親と触れた時の暖かさを感じ取ってもらえる絵本です。


Hug

英語に触れて学んでもらうという観点からは「HUG」という単語だけで、少し寂しい気もするのですが、それだけではないのがこの絵本です。

0歳の赤ちゃんに読み聞かせるためのおすすめポイントは、そのセリフの少なさにあります。アドリブでストーリーを作って読み聞かせることができるのです。

大まかなストーリーは、子ザルのジョジョくんが森の中を散歩中、友達の動物がみんな”ぎゅっ”とハグしているのを見ているうちに、ママが恋しくなるというものです。そのため、アドリブで話を入れたり、読み聞かせ中に話しかけたりと、赤ちゃんの成長に合わせて読み聞かせ方を変えられるところにあります。

最後、ジョジョくんがハグする場面で、読み聞かせをしている赤ちゃんにもハグしてあげることで、英語に対する好奇心や英語が好きになる気持ちが芽生えるのもこの絵本をおすすめできるポイントです。

「HUG」の詳細を見る

おすすめ3

Huggy Kissy (Leslie Patricelli board books)

イラストも可愛く、0歳の赤ちゃんに読み聞かせをしながらスキンシップの取れる絵本、Huggy Kissyです。


Huggy Kissy (Leslie Patricelli board books)

”Huggy”や”Kissy”と英語に触れながらスキンシップを取ることで、体で英語を感じてくれます。また、0歳の子にとって、お母さんやお父さんと触れ合うことは嬉しいことで、脳の発育にとってもとても良いことです。

子どもとコミュニケーションを生みながら英語に触れることができるのは、Huggy Kissyの絵本の良い点といえます。イラストも可愛く、洋書のファーストブックにはぴったりです。

「Huggy Kissy」の詳細を見る

 

いかがでしたでしょうか。
0歳の赤ちゃんに読ませたいおすすめの英語の絵本を紹介してきました。0歳の子どもは、日に日に視力が回復してきて、視界がひらけてきます。そして音を聞き分ける耳を持っています。
そんな赤ちゃんの頃から絵本を通して日本語や英語に触れることで、興味を持ってもらえたら嬉しいですよね。
ぜひ、今回紹介したおすすめの絵本を読み聞かせあげてください。